FIA会長ジャン・トッドが、F1は他のカテゴリーでも使用できる“グローバル・エンジン”の導入を検討すべきかもしれないと発言した。
この“グローバル・エンジン”構想は、アメリカのインディカーを含む多数のオープンホイール選手権や、ラリー、ツーリングカー、プロトタイプ・スポーツカーなどで同じベースエンジンを使用するというものだ。
2009年に同様の提案が議論され、FIAは複数のカテゴリーで共通のエンジン規則を導入することが可能かどうかの分析を、イギリスのエンジニアリングコンサルタント会社リカルドに依頼した。しかし、さまざまなシリーズのオーガナイザーたちがコストと実用性について懸念を示したため、この提案が実現に移されることはなかった。
「現在、モータースポーツの各カテゴリーがそれぞれのレギュレーションを持っている」とトッド。
「多少のシナジーを持つことが可能かどうか、検討してみるべきだと思う」
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