F1キャリアの後、WEC世界耐久選手権に参戦した経験を持つマーク・ウエーバーが、フェルナンド・アロンソがF1に参戦しながらル・マン24時間レースに挑戦するとしたら、それは誤った判断であるとの考えを示した。
マクラーレンのアロンソは、F1モナコGP、インディ500、ル・マンの世界三大レースを制し、“トリプルクラウン”を手にすることを目指している。今年にもF1と日程が重ならないル・マンに出場する可能性があると考えられている。
しかしウエーバーは、ル・マンで好パフォーマンスを発揮するためには、F1と掛け持ちする形ではなく、耐久レースに専念する必要があると、親しい友人であるアロンソに対して警告した。
「(F1とル・マンを掛け持ちをするのは)間違いだ。ふたつのカテゴリーは全く別物だ」とウエーバーはイタリアのAutomoto.itのインタビューにおいて語った。
「どちらも、相当な量の精神的エネルギーを必要とする。F1に参戦している時には他のことに気持ちを向ける余裕などない。何年かル・マンで走ったからこそ言えることだ。僕がフェルナンドなら、やめておく」
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