現F1チャンピオンのルイス・ハミルトンは、2018年シーズンにタイトルを防衛するうえでの最大の脅威となるであろうドライバーを、3人候補にあげた。
「それぞれのドライバーについては少しずつ異なる見方をしている。彼らは異なる特徴を持ち合わせているんだ」とハミルトンは話す。
マクラーレンがホンダと袂を分かったことにより、かつてチームメイトだったフェルナンド・アロンソも上位に返り咲くとハミルトンは予想しており「フェルナンドは最も厳しいライバルだ。彼のレース運びは並外れている」と語った。
昨シーズンのハミルトンにとって最も近いライバルだったセバスチャン・ベッテルについては、今季も強さを発揮すると考えており、「今年からは(セブに)もっとスペースを与えなければならない。悪い意味ではなくてね」と呟いた。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンもまた、真価を発揮するだろうとハミルトンは予想する。
「マックスのレース運びは印象的だ。今でも素晴らしい走りをするけれど、この先の10年で大きく成長するだろう。彼は他のドライバーよりも経験が少ない。マックスは大きなリスクを負いながら走るし……彼にもスペースを与えなければならない」
「問題にはならないと思うけどね。ただ(彼を打ち負かすのは)ものすごく難しい。すごい戦いになると思わない? 僕だったらお金を出してでも見たいね」
アロンソ、ベッテル、フェルスタッペンの3人の差は、“ミリ単位”であるとハミルトンは言う。
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