レッドブルのマックス・フェルスタッペンは「たとえF1の歴史に残る偉大なドライバーといえど、比較されたくはない」と語る。
「誰かと比べられることが、そもそも好きじゃないんだ」と、オランダの人気TVキャスター、ウィルフリード・デヨングとの独占インタビューでフェルスタッペンは断言した。たとえあなたが、新時代のアイルトン・セナだと評価されたとしても?という問いにも、「自分の道を進むだけだ」と素っ気ない。
「ファンたちが僕を賞賛してくれるのは、もちろん悪い気分じゃない。でもそういうことは、あまり考え過ぎないようにしてる。F1の世界では、頂点にいたかと思えば、次の瞬間にどん底に落ちることもしょっちゅうだからね。たとえば2016年の雨のブラジルGP(レース後半の15周で順位を14位から3位まで上げた)は本当に最高のレースだったけど、僕の中ではもう過去の出来事に過ぎない」
現役F1ドライバーで誰が最高だと思うかと尋ねても、フェルスタッペンの答えはブレない。
「ドライバーとしてやって行く限り、自分が最高だと思うべきだし、ずっとそう信じてやって来た。そうでなければ、戦う意味なんてないよね?」
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