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F1 ニュース

投稿日: 2018.01.31 16:13
更新日: 2018.01.31 17:29

シロトキンのF1昇格は資金力によるものではないと、ロシアの支援者が再度主張

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F1 | シロトキンのF1昇格は資金力によるものではないと、ロシアの支援者が再度主張

 ロシアの億万長者ボリス・ローテンバーグは、彼が支援するセルゲイ・シロトキンは、資金力のおかげでウイリアムズF1チームに選ばれたという説を再度否定した。

 2017年11月下旬にアブダビで行われたシロトキンとロバート・クビカの比較テストの結果、22歳のシロトキンは実績によってシートを獲得したとウイリアムズは主張する。しかし、ローテンバーグのSMP銀行が提供した推定2,000万ドル(約22億円)の“サポートパッケージ”が契約の決め手となったというのが、大方の見方だ。

 これは真実ではないとローテンバーグは強く否定したが、ウイリアムズがSMPから資金を受け取ったことは認めているため、言葉に多少の矛盾が生まれることになった。ローテンバーグはロシアのオンライン誌Fontankaに、以下のように語っている。

「彼(シロトキン)はクビカより速かった。彼が自分のためのシートを買ったという人々に言っておく。それは単なるたわ言だ」

「あの若者はプログラムに参加してから5年間、このために努力を重ねてきた。資金が決定打にはなり得ない」

 ローテンバーグは、SMPレーシングの財政支援はマシン開発に費やされるとしており、それは資金の使用目的として完全に妥当なものだと語っている。

「当然のことながらコストが発生する。モータースポーツは安く済ませられるようなものではない。私にとって、これは自分を楽しませるためのおもちゃではないのだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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