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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.19 12:44
更新日: 2016.07.19 14:51

5基目PUを投入したハミルトン、ペナルティ覚悟の6基目のタイミングは「僕が判断する」

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F1 | 5基目PUを投入したハミルトン、ペナルティ覚悟の6基目のタイミングは「僕が判断する」

 ルイス・ハミルトンは、今後一度に2基の新パワーユニットを投入することをメルセデスに提案しており、より多くのペナルティを受ける覚悟もあるという。ハミルトンはオーストリアGPで新たなPUを導入し、これでターボチャージャーとMGU-Hは上限の5に達している。まだまだシーズン半ばであり、後半戦を考慮すると、今後、どこかのラウンドでの10グリッド降格のペナルティは、ほぼ避けられないものとなった。
 
 2015年中盤のルール改正により、1レースで複数のペナルティを犯した場合のグリッドは、最後尾になることが決まっている。メルセデスはシーズンを最後まで走り切れるだけのコンポーネント数を確保するため、今後は2つの新PUをハミルトンに与えるタイミングを考えなければならない。

現在のPUで最強の呼び声が高いメルセデスのPU、こちらはPU106Bハイブリッド。
現在のPUで最強の呼び声が高いメルセデスのPU、こちらはPU106Bハイブリッド。

 ただし、2基を同時に投入ことするで、その後のPUのアップデートや信頼性向上を図ることができなくなる。その、一方でタイトル争いをするロズベルグには、アップデートされた新PUを使用するチャンスが残される。新PU導入に関する決断は夏季休暇の後に下されると考えられており、ハミルトンは以下のように語っている。

「これは自分で考えだした解決法だ。いつか、(規定数以上のPU使用は)絶対にやることになると思う。新たなエンジンはどうしても投入しなければならない。問題は、いつやるかだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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