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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.27 20:10
更新日: 2016.07.27 22:29

「悪い冗談」のようなF1のルールに、続々と再考を求める声

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F1 | 「悪い冗談」のようなF1のルールに、続々と再考を求める声

 フェラーリとレッドブルのチーム代表、マウリツィオ・アリバベーネとクリスチャン・ホーナーが、ハンガリーGPの週末に起きた議論に関連して、ルールの再考を求めている。

 先週末の土曜の夜には、予選で11名のドライバーが対象になった「107%ルール」の適用について、長時間に及ぶ議論があった。また、その影響もあって、ニコ・ロズベルグが予選でダブルイエローフラッグのルールを守っていたかどうかについての調査も遅れ、違反なしの裁定が下るまでに予選終了から数時間を要している。

 アリバベーネの基本的な考えは、昨年フェラーリのセルジオ・マルキオンネ社長が発したコメントと同様に、F1はルールブックを単純化すべきであるというものだ。

「この問題については、昨年に我が社の社長も意見を呈している。彼が述べたのは、ルールを複雑にする要素が多すぎるということだった。ルールを明確かつ単純にすれば、ずいぶん良くなるはずだ」

「特にルールのグレーエリアを一掃する必要があると思う。グレーエリアがあると、ルールの解釈に自信が持てず、まわりを見回しながら右往左往することになる」

 これについてはホーナーも同意しており、さらに彼は、必要なのは良識であり、無線通信の制限のようなルールは、ファンにとってわかりにくすぎると付け加えた。

「私たちに必要なのは良識的なルールだが、おそらくF1にはそうしたものは存在しないのだろう。ジェンソン・バトンが無線交信でペナルティを受けた(レース中に起きたトラブルに関して、チームの助力を受けたと判定された)のを見ても、そう考えざるをえない。私は彼らが何を言ったのか、あるいは何が録音されたのかを知らないが、とにかく規制が厳しすぎて、ファンにとっても複雑になりすぎている」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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