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F1 ニュース

投稿日: 2018.02.15 08:30
更新日: 2018.02.15 07:18

ハースF1オーナー「2017年のグロージャンとマグヌッセンはマシンの性能以上の結果を引き出していた」

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F1 | ハースF1オーナー「2017年のグロージャンとマグヌッセンはマシンの性能以上の結果を引き出していた」

 ハースF1チームオーナーのジーン・ハースは、2017年のロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがチームの改善に大きく貢献したと述べ、時にはふたりがマシンの性能以上の結果を出していたと認めている。

 ハースは初年度に続き2年目のF1シーズンもコンストラクターズランキングで8位で終えたが、シーズン全体を通して中位グループとの激しい戦いが続いていた。

 ライバルたちが前進する2018年もハースF1は厳しい戦いに直面することが予想される。ジーン・ハースは、今年の競争力を持つためにはどの程度のパフォーマンスレベルが要求されるか承知しているが、そのレベルに到達するのはまた完全に違う挑戦となると語っている。

「他チームも改善を見せているようだ。ギュンター(・シュタイナー、チーム代表)と私はチームの弱点についてメキシコシティで話し合いをし、どのような方向性をとるか、どのように改善を施していくかを議論した」

「我々が多くのフェラーリ製のパーツを使用していることは秘密でもなんでもない。我々はそれらをマシンのベースラインとして使用している。競争力を持つためには、フェラーリ勢から0.5秒以内にいる必要がある。だが、昨年はそうではなかった」

「フェラーリ勢から1秒から1.5秒の差をつけられていたと思う。全体的には予選トップから2秒の差があったかもしれない。だから本当に競争力を発揮したいなら、タイムを1秒改善する必要がある」

 ハースはタイヤの性能を引き出すことを今シーズンの焦点に置き、タイヤの扱いはタイムの改善を図るのに極めて重要な分野であると考えている。

 チームはシャシー、空力、路面に接するタイヤ等、全体的に適正なバランスを見出すことで確実に競争力の向上を遂げることができるだろう。

「我々の妨げになっているそうした技術的問題を解決したいと思っている」とハースは付け加えた。

「タイヤは一番の難問だ。なぜなら、タイヤはある温度領域に維持しなければならないが、そうした温度領域にタイヤを保つということは、ダウンフォースやドラッグ、スライドするタイヤにどう対処するかということに関わってくる」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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