2018年のF1を戦うフォース・インディアF1は2月23日に声明を発表。相次ぐ買収報道を否定するとともに、新車『VJM11』を2月26日にスタートするバルセロナテスト初日にお披露目することをアナウンスした。
フォース・インディアは資金繰りに苦しんでいるとされており、ここ数日は身売り報道が過熱。
なかにはイギリスのエナジードリンクブランド『Rich Energy(リッチ・エナジー)』が買収すると具体的な企業名を挙げているものがあるほか、イギリスのタブロイド紙、『デイリーメール』はその買収額を2億8000万ドル(約299億円)とも報じている。
この状況を受けて、フォース・インディアはステートメントを発表。チームに買収を持ちかけている企業は存在しないことを強調した。
「ここ数日、メディアが報道しているフォース・インディアF1チームの売却について、我々の株主は潜在的投資家から、いかなるオファーも受けていないことを明確にしたいと願っている」
「現在、チームは2月26日にバルセロナでスタートするテストに向けて、2018年型マシンの準備に集中している段階だ」
「また、その新型マシン『VJM11』のアンベイルはドライバーのセルジオ・ペレス、エステバン・オコンによって、現地時間8時に(テストの舞台となる)カタルニアサーキットのピットレーン上で行う」