マクラーレンF1チームが2018年型マシン『MCL33』を発表、レースドライバーのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、このマシンが優れた力を発揮することはチームにとって非常に重要になると語った。
2015年から3年にわたるホンダとのパートナーシップを終えたマクラーレンは、2018年からルノーのパワーユニットを搭載し、トップに近づくことを狙う。
2015年にはわずか27ポイント獲得でランキング9位、2016年には合計76点で6位に浮上したものの、昨年2017年は再びパフォーマンスが低下し、わずか30ポイントでランキング9位に沈んだ。
一時はチームが終わりを迎えることを恐れたと首脳陣は認めており、新たなスタートを切る今年のマシンにかかる期待は大きい。
チームでの4年目を迎えたアロンソにとってもそれは同じであり、上位争いができることがチームとの契約を延長する条件だった。
「今回の冬はいつもよりも短く感じた。24時間レースに出場したし、スポーツカーのテストにも何度か参加したんだ。それでも3カ月、F1マシンから遠ざかっていたから、早くこのマシンに乗りたくて仕方ない」とアロンソは言う。
「このニューマシンを見て、ものすごく興奮している。一方で、不安もあるんだ。このマシンがチームにとってどれだけ重要か、分かっているからね。今年のマシンが、僕らが期待しているような形で結果を出してくれることを願うばかりだ」
「昨年のシャシーの主な長所を進化させていき、改善を果たしたルノーのパワーユニットとうまく融合させることができれば、僕らは前進を果たせるはずだ。このマシンはとてもかっこよく見えるし、念入りに考え抜いて作られた感じがする。新しいカラーリングは最高だ。すごく目立つよね」
「今は早くこのマシンに乗りたくて仕方ないよ」