更新日: 2018.02.27 11:37
アロンソ「トラブルは起きたが、マクラーレン・ルノーF1のポテンシャルは高い」
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、2018年F1プレシーズンテスト初日にトラブルによりスピンを喫し、走行時間をロスしたものの、マシン自体のポテンシャルは高いと感じているという。
アロンソは26日、セッションスタートから1時間たたないうちにトラブルに見舞われた。その時点でのファステストラップを塗り替えるペースで走っていたアロンソだが、最終コーナーで右リヤホイールが外れ、コースアウト。幸いアロンソにけがはなく、マシンを降りた後に破損部分をじっくり観察した後、外れた部品を持ってガレージに戻った。後にチームはホイールナットのトラブルが原因で起きたアクシデントであると説明した。
マシンの修理のため、アロンソはしばらくガレージで待機しなければならなかったが、ランチタイム直前にマシンの準備が整い、コースに復帰した。
午後には気温が下がり、雨も降り始める悪コンディションとなったものの、チームは遅れを取り戻すために走行を続け、データ収集に努めた。
アロンソは合計51周を走行、スーパーソフトタイヤで記録した1分22秒354で13人中7位となった。
「君たちにとってはいい日になったんじゃない?」とアロンソはメディアに対してアクシデントについて冗談めかして話した。
「ホイールナットのトラブルが起きた時、最初に思ったのは『ああ、メディアを喜ばせちゃったな』ということだったよ!」
「ごく些細な問題だったのだが、マシンがグラベルにはまっているシーンはインパクトがある。テストでは、マシンがガレージの奥でばらばらになっていることも多々あるけれど、そういうチームのそういう場面は外から見えないからね」