レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.03.09 15:55
更新日: 2018.03.09 16:11

「女性にF1は無理」発言で非難殺到のカルメン・ホルダが釈明「自分個人の経験として話したつもり」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 「女性にF1は無理」発言で非難殺到のカルメン・ホルダが釈明「自分個人の経験として話したつもり」

 カルメン・ホルダが、「フォーミュラEの方がF1やF2より肉体的に楽であり、女性ドライバーに適している」という自身のコメントについて、その発言の真意を改めて語った。

 以前はロータスとルノーで開発ドライバーを務め、現在はFIAの『女性のモータースポーツ活動推進委員会』のメンバーにもなっているホルダは、先週メキシコでフォーミュラEのマシンをテストした。

 電気のみを動力源とするマシンを体験した後、ホルダはフォーミュラEについて、女性ドライバーにとって身体能力的に手が届かないF1と違い、女性でも参戦可能なシリーズだと評した。

 ホルダのこのコメントにソーシャルメディア上で批判が殺到。2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンもこの問題に関して「カルメン、身体能力の障壁は君が語る問題ではない」とする見解をツイートし、29才のホルダがモータースポーツにおいてこれまで成功体験を持っていないことをほのめかした。

 興味深いことには、この論争が起きて間もない今週初め、ザウバーF1がF3ドライバーのタチアナ・カルデロンをテストドライバーに起用することが発表された。カルデロンは、いつの日かF1で走るという野心を持つ女性ドライバーだ。

元F1のボスバーニー・エクレストンとツーショットを撮るカルメン・ホルダ

 ホルダは声明を発表し、以下のように述べた。

「土曜日のメキシコシティE-Prixの開催前、フォーミュラEのテストを行いました。その後、何人かの記者から取材を受けました」

「その中のひとりの取材で、フォーミュラEマシンを走らせることとF1マシンを走らせることの違いについて聞かれ、それから具体的にF1と比べてフォーミュラEの方が女性が参戦するうえで楽かどうかを聞かれました」

「私は両方のマシンに乗った経験があるので、個人的な意見を話しました。フォーミュラEのマシンに乗る方がダウンフォースが小さい分だけ、F1マシンと比べて身体的な負担は少ないということです」

「そして、これはF1における女性の『身体的な問題』に関わることだとも話しましたが、そのためにこの数日間、かなりの論争を巻き起こしてしまいました。その中には、モータースポーツにおける多くの卓越した女性ドライバーたちも含まれています」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング