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F1 ニュース

投稿日: 2018.03.10 13:55
更新日: 2018.03.10 14:36

トロロッソ・ホンダ密着:最終日は156周を走破。不具合を解析し開幕戦のポイント獲得に期待

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F1 | トロロッソ・ホンダ密着:最終日は156周を走破。不具合を解析し開幕戦のポイント獲得に期待

 4日間で計498周、距離にして2,323.17km。これは3レース週末分の距離に匹敵する。バルセロナ合同テスト2回目でトロロッソ・ホンダはこれだけの距離を走破した。

 テスト1回目は様々なアイテムを効率よくテストするために、毎晩別のアイテムが組み込まれたパワーユニットを組み替えながら走行していた。しかしテスト2回目は本格的な耐久テストを行なうため、1基のパワーユニットでこれだけの距離を走り切ったのだ。

 ブレンドン・ハートレーがフルレースシミュレーションの終盤に差し掛かった頃、テレメトリー上でパワーユニットに異常な数値が確認されたためチームはハートレーをピットに呼び戻し、確認作業のためここでテストは終了となった。

 ホンダにとっては今季初めての不具合らしい不具合だったが、これがパワーユニットをさらに上手く使うための一助になってくれるはずだ。田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターはこう語る。

田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクター

「レースシミュレーションがほとんど終わるところだったんですけど、データ上に異常な数値が見られたのでそれを切り上げてピットに戻って、データ解析と現物確認をしているような状況です。残念ですけど、そのまま終了ということになってしまいました」

「今回走ったエンジンをきちんとバラして中を確認して、ベンチでテストをしているエンジンともダメージ度合いなどを比べて、その上で(どこまで攻めれば壊れるということを把握して)使い方を考えていきたいと思っています」


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