2014年までフェラーリのチームプリンシパルを務めていたステファノ・ドメニカリが、3月15日付けでランボルギーニの社長兼CEOに就任することが発表された。
1991年にフェラーリに加入したドメニカリは、順調に昇格を重ね、2003年にはスポーティング・ディレクターに就任。ミハエル・シューマッハーとの黄金時代を過ごした後の08年に現FIA会長のジャン・トッドからチームプリンシパルの職を引き継いだ。
しかし、14年シーズン序盤にフェラーリを離脱。その後、アウディで新規事業部門の副社長に就くとともに、FIAのシングルシーター委員会の責任者を務めてきた。
そして今回、アウディ傘下となるランボルギーニのCEOに就任することになったドメニカリ。発表にあたっては、次のようにコメントしている。
「偉大なものを受け継ぐというチャレンジを引き受けることに、とてもワクワクしているよ。私の今の義務は、前任者のステファン・ウィンケルマンがランボルギーニにもたらした成功を続けていくことだ」
なお、ランボルギーニの現CEOであるウィンケルマンは、3月15日付でアウディ傘下のクワトロGmbHのCEOに就任することが発表されている。