F1の元最高権威者バーニー・エクレストンは、エンジンパフォーマンスの均等化を要求する一部チームの主張に同調、リバティ・メディアはメルセデスが圧倒的優位に立つ、今の状況を変える必要があると主張した。
2017年に新オーナーのリバティに地位を明け渡した87歳のエクレストンは、4社のパワーユニットのパフォーマンス差を縮めることこそが、ひとつかふたつのチームによるF1支配を止めるたったひとつの方法だと述べた。
「私はメルセデスの大ファンだ」とエクレストンはWelt紙に語った。
「彼らのパフォーマンスに大きな敬意を持っている。だが、彼らは勝ちすぎている」
「もし彼らがレッドブルのようなトップチームにエンジンを売るとか貸すとかすれば、もっとエキサイティングなレースになり、違う世界チャンピオンが出るかもしれない」
「そうすれば彼らがこれほど圧倒的に支配することはなかっただろう。その方がメルセデスにとっても良いと私は考えている」
昨年、メルセデスのドライバーは15回ポールポジションを獲得、残りの5回はフェラーリが勝ち取った。レースにおいては、メルセデスは12回、フェラーリは5回、レッドブルは3回、それぞれ優勝を飾っている。
シーズン全体でトップ3以外のチームから表彰台に上がったドライバーはただ1人、ウイリアムズのランス・ストロールだけである。
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