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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.08 18:59
更新日: 2018.04.08 19:02

【ブログ】Shots!──初めての予選Q3突破に上機嫌なガスリー/F1第2戦バーレーンGP

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F1 | 【ブログ】Shots!──初めての予選Q3突破に上機嫌なガスリー/F1第2戦バーレーンGP


予選でなんとなんと、6位!のピエール・ガスリー選手。
開幕戦のドタバタから、大躍進すぎて、正直びっくりです!
金曜から調子よくてそのままの勢いでQ3までいって、ルイス・ハミルトン選手のミッション交換ペナルティーで5番目のグリッド獲得。

予選後のテレビのインタビューブースでもずっとニコニコな感じのガスリー選手。
初めてのQ3だったし、これからが楽しみになるパフォーマンスを見せてくれました。

トロロッソとホンダの2レース目。
明日のレースでどんな結果になるのか楽しみですが、予選6位で、上にはフェラーリとメルセデス、レッドブルしかいません。

なんだか、どうしたんだろって感じです。
ドライバー、車体、PUのパッケージがうまく作用したということですけど、それにしてもスゴイことです。

ホンダPUに関しては、開幕戦のトラブルがあって交換したんだけれど信頼性の確保を重点にしたものらしいので馬力アップバージョンではないんですよね、車体とドライバーが頑張ったということなんでしょうか?

パドック、プレスルームやファンの方でも今回の順位を予想できた人は少なかったんじゃないでしょうか?
この予想外なことが起こるというのがメッキリ少なくなった昨今のF1。
そういう意味でも、良かった。

嬉しい!

6位と11位という成績でも、慎重な発言の田辺豊治ホンダF1テクニカルダイレクター。
この結果は、日本のサクラでもホッとしていると思います。

レースでどうなるかも重要ですけれどこの予選で速さが実証できたことは評価すべきことだと僕は思います。
田辺さんの遠慮なしの言葉が、早く聞きたいと思います。

対して、去年までのパートナーのマクラーレンは13位、14位。
去年のホンダPU批判をして車体の優位性を何度も主張していたのが、今や返答に窮す感じ……
ということは、我らがホンダPUは結構いいところにいるんじゃないかとも思えてきますし。

でもメルセデスPU搭載のウイリアムズ、フェラーリPUのザウバーの順位とかを見ると、現代のF1マシンのパフォーマンスは車体&PU&ドライバーのパッケージ勝負であります。
その中でも車体の出来は大きく性能に寄与しますから、少ない予算でやっているトロロッソがいい仕事をしたということでしょうか。
レースが楽しみであります。

開幕戦のホイール脱落で失意のダブルリタイアのなってしまったハース。
FP1でも気合いの入った練習をしてました。

ハースのチームエンジニアを務める小松礼雄さんに少し話を聞きました。

これまで経験したことのない順位でレースを走っていて、当然スタッフにも気合いが入りコンマ1秒でも早くマシンを送り出したいという意識が入り結果2度も失敗してしまった……2秒1とか2秒3とかじゃなく3秒かかっても確実に作業を完了させていれば良かったのだけれど、いつもと違った指示を出すとそれがミスを誘発することにもなるかもしれないと小松さん自身にも葛藤があって……僕のミスでもありますと言ってました。

人数も予算も少ない小さなチームでレースを戦うということは、マシンのセットアップやトラブルの解決など次々にこなしていかなければならないことが山ほど有る中でミスなくレースを完遂する難しさを痛感しているそうです。

もちろん、対策はしましたということですし、こうして強いチームになっていくんでしょう。
こちらも楽しみ!


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