更新日: 2018.04.09 13:52
優勝ベッテル「無線で『大丈夫』って言ったのは嘘。メルセデスの戦略に追い詰められていた」フェラーリ F1バーレーンGP
2018年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが優勝した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=1位
シーズンを最高の形でスタートしたよね。こうなるとは思ってもみなかった。オーストラリアのレースはこことは違った。開幕戦と比べると、ここでは僕らには速さがあり、実力で勝利をつかんだ。だから前回よりもずっとずっとうれしいんだ。すごくきついレースだったけどね。アドレナリンが収まるまで時間がかかった。
でも来週僕らがどの位置に来るのか、まだ分からないよ。状況が目まぐるしく変わるから、予測するのは難しい。中国はまたコースの特性が違って、こことは違う課題が突き付けられる。マシンを向上させるために努力していく必要がある。もっとバランスを改善しなければ。でも、ここと同じような感触を持てれば、好調だといっていいと思うよ。
(スティントの)終盤、ペースが落ちたために、(バルテリ・)ボッタスが追いついてきた。彼の方針を見届けることができないまま、ポジションを守るために先にピットに入った。2回ストップで走るつもりだったから、ソフトタイヤを選んだ。でも、戦略を変えなければならなくなった。タイヤは終わりかけていたけれど、一時的に問題なくなり、また10周か12周後ぐらいに状態が悪くなって、最後の5周は本当に大変だった。
オーストラリアで勝った時よりうれしい。自分たちの速さで勝利をつかんだからだ。だからものすごくハッピーだよ。ただ、メカニックがけがをしたことは悲しい。いい治療を受けていると思うから、早くよくなるよう願っている。