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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.22 10:00
更新日: 2018.04.21 23:34

元F1ドライバーのバリチェロ、脳腫瘍の手術を受けていたことを明かす。「幸運なことに再びレースにも出られる」

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F1 | 元F1ドライバーのバリチェロ、脳腫瘍の手術を受けていたことを明かす。「幸運なことに再びレースにも出られる」

 元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは今年初めに緊急手術を受けた理由を明らかにし、生きていられるのは幸運だと述べている。

 323回のF1グランプリに参戦した経験を持つ45歳のバリチェロは、今年の1月にシャワー中に倒れ、フロリダの病院へ緊急搬送された。診断は脳腫瘍で、緊急の外科手術が必要であることが分かった。

「頭の中に、突然鋭い痛みを感じたんだ」とバリチェロはブラジルのGloboとのインタビューで説明した。

「まるで頭が爆発しそうな感じがして床に倒れてしまった。数分後に、やっと妻のシルバーナに助けを求めることができた」

「すぐにこれは深刻な問題だと気づいた。友人の医師に電話したところ、幸運にも彼はすぐに状況の深刻さを分かってくれた。僕は本当に幸運だったんだ」

「その後、間もなくして僕は手術室にいた。後で医師は僕に、この病気は平均で7人中たったひとりの患者しか助からないと教えてくれた」

「再びレースに出ることはできないのではないかと心配したが、幸運なことにそうはならなかったよ」

 バリチェロはソーシャルメディアに病院のベッドからの写真を投稿し、厳しい試練にあることをほのめかしていたが、病状についての詳しい情報は明らかにしていなかった。

 幸いなことに11度のグランプリ優勝経験者であるバリチェロは、現在は健康を取り戻し問題なく過ごしている。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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