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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.24 13:03
更新日: 2019.01.07 12:45

F1中国GP技術解説(2):フェラーリとメルセデスがバクー市街地用のリヤウイングをテスト

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F1 | F1中国GP技術解説(2):フェラーリとメルセデスがバクー市街地用のリヤウイングをテスト

 F1の開発はとどまるところをしらず、毎グランプリ、新しいパーツが導入されている。F1iのテクニカルエキスパート、ニコラス・カーペンティアーズが中国GPの週末に見つけた注目のアイテムを紹介、分析する。  

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(1)トロロッソ発案のデバイスを、他チームがこぞって模倣

ルノーはリヤタイヤ近辺のパーツ

 2連戦最初のバーレーンGPでは、ルノーがフロアのリヤタイヤのすぐ前に小さな橋状のパーツを取り付けた。これは昨年トロロッソが最初に考え出し、メルセデスがスペインGPから、フェラーリもベルギーGPから模倣したものだ。今季も本家トロロッソ、メルセデス、フェラーリ、そしてハースの各マシンが進化型を装着しているが、正確な効果はよくわかっていない。
各チーム、リヤタイヤ周辺に小さな橋状のパーツを付けている

(2)マクラーレンの切り込み

マクラーレンのサイドポッド

 これもバーレーンGPでのアップデートだが、マクラーレンはサイドポッド脇のフロアの長い切り込みを、2ヶ所に分断した(黄色矢印)。この役割はリヤタイヤのすぐ前の細かい切り込みと、同様と思われる。ただしこれらの斜めの細かい切り込みは、レッドブルが9個もあるのに対し、マクラーレンは3個に留めている。
マクラーレンのサイドポッド


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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