レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.05.01 07:00
更新日: 2018.05.01 08:21

F1の黄金時代復活を目指すトッド「アロンソのWEC参戦がモータースポーツを盛り上げる」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | F1の黄金時代復活を目指すトッド「アロンソのWEC参戦がモータースポーツを盛り上げる」

 FIA会長のジャン・トッドは、マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、2018年にF1と並行してWEC世界耐久選手権にも参戦すると選択したことを支持している。

2017年F1カナダGPにてドライバーと共に記念撮影に応じるFIA会長 ジャン・トッド

「モータースポーツの宣伝としても良いことだと思う」とトッドはEFE通信社に語った。

「彼が自分自身で決断したことを、我々は尊重しなければならない。彼がWECへの参戦を望み、マクラーレン側も許可しているのなら、それは素晴らしいことだと思う」

 アロンソがふたつのカテゴリーのレースに参戦することは、モータースポーツがかつての黄金時代のように復活するきっかけになるかもしれないと、トッドは考えている。

「20年前や30年前は、多くのF1ドライバーがフォーミュラ2や世界的なスポーツカーレースにも参戦していた。それに多くのF1テストが行われていたものだ。今ではほとんどなくなってしまったが」と自身がフェラーリでチーム代表を務めていた頃のことを振り返った。

 それに、モータースポーツを心から愛するアロンソが、あらゆるカテゴリーのレースに興味を持っていることも明白だ。

「彼は素晴らしいカートの育成プログラムも運営している。彼は自身がレースで得た経験を、これから未来を担う、若手ドライバーに還元していきたいのだろう」と理解を示した。

 もしフェラーリのチーム代表を務めていた頃に、チームのドライバーのひとりが他のチャンピオンシップでレースをすることを希望したら、許可をしたかと尋ねられたトッドは、肯定的な回答をした。

「個人的には許可したと思う。ドライバーに自由と快適な環境を与えることで、彼らのベストを最大限に引き出すことができる。とても重要なことだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース