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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.29 12:31

F1 Topic:強風予報の決勝レースは大荒れの予感

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F1 | F1 Topic:強風予報の決勝レースは大荒れの予感

 土曜日の深夜(日本時間:日曜日の早朝)、仕事を終えてメディアセンターを出たら、サーキットと市街地を分けるフェンスにかぶせてあるシートが大きく外れていた。強風である。写真を撮っていても、体が持っていかれそうになるくらいの強風だ。 

 じつは天気予報で、日曜日のバクーはかなりの強風が吹くことが事前に予想されていた。予報ではレース開始時の16時の天候は曇りで気温は16℃だが、時速43kmの強風が吹くため、体感温度は11℃だという。

 日本では風速は秒速で表記されるため、時速43kmというのがいまひとつピンとこない人のために、時速43kmを秒速に変換すると、11.94mとなる。日本なら、強風注意報が発令されるほどの強風だ。

 バクー・シティ・サーキットはユニークなコース特性から、「モンツァのウイングでモナコを走るようなコース」だと言われる。そのため、風の影響が受けやすい。しかも、バクーはペルシャ語で「風の街」という意味し、常に強い風が吹き、金曜日から土曜日にかけて、多くのドライバーがブレーキングに苦しんだり、コーナー出口でスピンを喫していた。

 それが日曜日は、金~土曜日以上の風となる。いつもにも増して、レースが荒れる予感がする。


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