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F1 ニュース

投稿日: 2018.04.29 23:30
更新日: 2018.05.08 11:11

F1アゼルバイジャンGP決勝:サバイバルレースを勝ち残りハミルトンが優勝、ハートレーも初入賞

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F1 | F1アゼルバイジャンGP決勝:サバイバルレースを勝ち残りハミルトンが優勝、ハートレーも初入賞

 4月29日現地時間午後4時10分、アゼルバイジャンGP決勝のスタートを迎えた。前夜から強風が吹き荒れており路面はダスティ、気温は17度、路面温度は27度というコンディション。 

 ニコ・ヒュルケンベルグとロマン・グロージャンはギヤボックス交換のため5グリッド降格ペナルティを科されてそれぞれ14番グリッド、20番グリッドからのスタートとなっている。3強チームとシャルル・ルクレール、ストフェル・バンドーン、グロージャンはスーパーソフト、それ以外ではルノーとフォース・インディア、ブレンドン・ハートレーがウルトラソフト、残りはソフトと大きくタイヤ選択は別れた。

 スタート直後の1コーナーでは各車が慎重にアプローチしたがターン2でセルゲイ・シロトキンが止まりきれず前のセルジオ・ペレスに追突し、ペレスはエステバン・オコンに追突してフロントウイングにダメージを負う。

 そしてターン3手前ではフェルナンド・アロンソ、シロトキン、カルロス・サインツJr.が3ワイドで走るがアウト側のサインツの左リヤがシロトキンの右フロントに当たり、その影響でイン側のアロンソに接触しシロトキンは左フロントを壊してリタイア、アロンソは右の前後ともパンクしながらもピットに戻りコースへ復帰するが17番手まで下がってしまった。

 さらにターン3ではキミ・ライコネンとそのアウト側に被せたオコンが接触しオコンがウォールにクラッシュ。これでセーフティカー導入となり7台がピットインして実質ノーストップ作戦に出る。ケビン・マグヌッセンに接触したマーカス・エリクソンには10秒加算ペナルティが科された。

 6周目にレースが再開されるとピエール・ガスリーが好走を見せ順位はベッテル、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス、マックス・フェルスタッペン、サインツ、ダニエル・リカルド、ガスリー、ニコ・ヒュルケンベルグの順となるが、純粋なペースで優るヒュルケンベルグがすぐに抜き返し、逆に9周目にランス・ストロールとルクレール、ライコネンらに抜かれ12番手までポジションを落としてしまう。12周目にピットインしてソフトタイヤに履き替え最後まで走り切ることを狙う。

 ルノー勢はERSのデプロイメント切れに苦しむレッドブル勢を上回る速さを見せ、メインストレートとバックストレートでDRSを使って抜き去っていく。しかしヒュルケンベルグは10周目のターン4でリヤが流れてウォールにヒットしリタイアとなってしまった。

 上位は首位ベッテルが2番手はミルトンを徐々に引き離していき、3番手ボッタスもそこから5秒差。4番手サインツ、5番手フェルスタッペンと6番手リカルドはチームメイト同士で激しいバトルを展開し、ストロールを抜いたルクレールが7番手、ライコネンもストロールを抜いて8番手に浮上してくる。


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