2019年に向けてF1がオーバーテイクを増やすための対策として、空力規則の変更を行うことを決めた。これに伴い、F1のモータースポーツ担当マネージングディレクター、ロス・ブラウンが、今のF1マシンが持つ空力上の問題点を、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドの接触を例に挙げて語った。
現在のF1マシンは、空力上、前のマシンに接近することが難しく、それがバトルやオーバーテイクを阻んでいる大きな原因であるとF1首脳陣は考え、解決策について研究した結果、2019年に、よりシンプルなフロントウイングの導入など、いくつかの新たな空力規則の導入を提案、これが承認されたことが1日に発表された。
この発表に伴い、ロス・ブラウンは、F1アゼルバイジャンGPで起きたレッドブルの2台による同士討ちが、今のF1マシンの問題をはっきりと示していると語った。
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