マイアミ市委員会は同市でのF1開催について、市代表団がフォーミュラ・ワン・グループとの交渉を始めることにゴーサインを出した。
木曜日に開かれた公聴会で、5人の委員会メンバーは全会一致でマイアミでのグランプリ開催計画を支援する動議を承認した。
「F1は世界的なスポーツであり、テレビ視聴者数は年間約18億人にのぼる」とマイアミ市長のフランシス・スアレスは公聴会で述べた。
「F1開催は、マイアミ市がゲートウェイ都市から国際都市へと推移する助けになると考えている」
この暫定承認はマイアミ市代表団とって重要な最初の1歩だ。グランプリは早ければ来年10月の開催となる可能性がある。
「マイアミにF1グランプリを招致することについて、暫定承認が下りたことを非常に喜ばしく思う」とF1の商業担当取締役を務めるショーン・ブラッチスは述べた。
「マイアミでF1を開催することは、地球上で最も素晴らしい印象的な都市で、最高のレースショーをすることを意味する。マイアミを世界中にPRする絶好のチャンスとなる。今それが進行過程にあることを嬉しく思う」
レースのコース候補地としてはビスケイン湾エリアが指定されている。アメリカン・エアライン・アリーナから出発し、マイアミのフリーダムタワーを通り過ぎ、入り江を横切ってダウンタウンへ戻る市街地コースだ。
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