16日、2018年初のF1インシーズンテストが最終日を迎え、メルセデスのバルテリ・ボッタスが2日間総合トップにあたるベストタイムをマークした。
スペイン・バルセロナで開催されたテストの2日目には、10チーム13人のドライバーが参加した。マクラーレンとフォース・インディアは、ピレリのための2019年用タイヤ開発テストも行ったため、マシンを2台走らせている。
ドライコンディションのこの日、タイムシート上トップの位置を獲得したのは、ルイス・ハミルトンから作業を引き継いだボッタスだった。ボッタスは139周を走行、午前中にスーパーソフトタイヤで自己ベストタイム1分16秒904を記録した。このタイムはマックス・フェルスタッペンによる前日のトップタイムより0.6秒以上速いものだったが、スペインGPでハミルトンが記録したポールポジションタイム1分16秒173にはおよばなかった。
2位に続いたのはフェラーリのテストを担当したアントニオ・ジョビナッツィ。初日にザウバーで走ったジョビナッツィは、2日目はSF71Hでこの日走った13人中最多の148周を走り、ハイパーソフトながら1分16秒972と、ボッタスから0.068秒差に迫った。これはボッタス同様に午前中に記録したタイムだった。