フェラーリF1チームの代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、テクニカルディレクターのジェームス・アリソンが抜けた後の体制変更について明確な計画があると明かした。また、パフォーマンス上の不調の原因も突き止めており、早期解決に当たる構えだということだ。
フェラーリはドイツGP直前にアリソンの離脱を発表。これにともなってエンジン部門トップのマッティア・ビノットが、チーフ・テクニカルオフィサーに就任したが、ヘッド・オブ・レースアクティビティの役割を務めるジョック・クリアは、フェラーリはアリソン離脱による「穴埋め」に努める必要があると語っていた。
「個人的な理由と会社の事情で、ジェームスの話はしたくない」とアリバベーネ。
「我々はまず、慌てることなくチームの再編成にあたっている。(アリソン離脱を)決定したということは、組織をどうするかについての明確な計画があるということだ」
「残りのシーズンに期待しているし、どこに取り組むべきであるかも十分わかっている。詳細をすべて語るわけにはいかないが、状況は理解している」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています