トロロッソ・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のトロロッソ・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回は2018年F1第5戦スペインGPを、ふたつの視点でジャッジ。
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結果だけを見れば、スペインGPでのトロロッソ・ホンダは、惨憺たる結果だった。
まず、土曜日にブレンドン・ハートレーがフリー走行3回目に大クラッシュしてしまった。幸いドライバーとモノコックにダメージはなかったが、ギヤボックスとパワーユニットは深刻なダメージを受けていたため、すべて交換した。
これにより、ハートレーはICEとターボ、そしてMGU-Hが3基目となり、MGU-KとES、そしてCEは2基目と早くもレギュレーションで定められている上限に達してしまった。
日曜日はピエール・ガスリーがクラッシュに見舞われた。こちらはサスペンションにダメージを負っただけで、PUやギヤボックスには損害はないようだが、12番手とポイントが狙える位置からのスタートだっただけに、残念な事故だった。
アゼルバイジャンGPに続いて2戦連続でのポイント獲得はならなかったが、内容という点ではアゼルバイジャンGP以上に充実していた。
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