ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーは、アメリカでさらに1戦のグランプリを追加で開催することには賛成している。しかしカレンダーを拡充しすぎた場合、ある時点でファンの興味が薄れてしまうことを懸念している。
シュタイナーはマイアミがF1の開催候補地として挙がったことは、アメリカを拠点とするハースにとっては利益になるとして前向きに捉え、アメリカでの2戦目開催をF1と同様に歓迎している。
「そうなれば良いと思っている。アメリカでの2戦目は私達にとって、間違いなく良いことだ」とシュタイナー。
「リバティはアメリカでの市場に多くの可能性を見出しており、開催に向けて大変な努力を払っていると思う。繰り返しになるがハースだけでなく、我々全体とF1にとっては良いことだ。現実となることを願おう」
2016年末にF1の主導権を握って以来、リバティ・メディアはカレンダーの拡充を課題として取り組んできた。CEOのチェイス・キャリーは、将来的に年間25戦を開催したいとの考えを示唆している。
しかし、リソースや物流がすでに極限に達しているため、これ以上の開催数増加についてはチームから反対の声が上がる可能性もある。シュタイナーもまた、ある時点でF1ファンの興味が飽和状態になってしまうことを懸念する。
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