F1 ニュース

投稿日: 2018.05.21 17:14
更新日: 2018.05.21 17:17

ブラウン「WEC新規定は魅力的」。アロンソを擁してのル・マン“復帰”も視野に


F1 | ブラウン「WEC新規定は魅力的」。アロンソを擁してのル・マン“復帰”も視野に

 マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンは、FIAとACOフランス西部自動車クラブが提案している一連の新プロトタイプ・レギュレーションは、マクラーレンにとって“魅力的”だとし、ル・マン24時間への復帰の可能性について議論を継続していると述べた。

 新レギュレーションは草案の段階で来月に発表されると見られ、2020/21年のWEC世界耐久選手権シーズンから導入される予定だ。

 ブラウンはF1スペインGPで、プロダクションカーのスタイルを多く取り入れた、いわゆる“GTP(GTプロトタイプ)”コンセプトは、シリーズの最上位クラスで走行できる点とあわせて、ふたつの大きなセールスポイントになっていると述べた。

「(FIAとACOから)提案されているルールは魅力的だと考えている」とブラウン。

「我々は新しいコンセプトへの参入を検討することになるだろう。(新コンセプトについては)GTP、シルエット、LMP1などといろいろな呼び方を耳にしているがね」

「しかしもっともエキサイティングなのは、ル・マンへ行きすぐに総合優勝を狙える部分だと思う。レーシングチームにとってそれは最高の価値だ」

 WECの最上位クラスには、マクラーレンのほかフェラーリ、アストンマーチンと、少なくともF1に参戦している3メーカーが参入を検討しているとみられている。また、トヨタとフォードも参戦に向けた議論を進めているようだ。

 ブラウンは「Can-Amやインディカーを戦ってきたし、ル・マンでは優勝経験もある」と、マクラーレンはF1以外のモータースポーツでも“長い参戦歴”があると強調した。

「世界耐久(選手権)に新レギュレーションが導入されるというので、我々は関連するミーティングに参加し、それがどのようなものなのか検討しているのだ」

「我々はル・マンというブランドのファンなのだ……。だから、バジェットキャップや(予算の)管理方法を検討しながらも、追加で参戦できるカテゴリーがないか注視している」

 マクラーレンがモータースポーツ活動を多様化することを、株主たちは受け入れるかと尋ねられたブラウンは「財政面で理にかなっていて、かつ、マクラーレンブランドに適した活動であれば、彼らは“そのアイデアを気に入る”はずだ」と語った。

「我々の株主はレーサーのグループで、彼らのために仕事をするのは非常に楽しいものだ」とブラウン。

「昨年のインディアナポリス500プロジェクトのときは、私が話を持ち出して、商業的にも実行可能で競争力もあるということを説明したら、彼らはすぐに“素晴らしいアイデアだ、やってみよう”と言ってくれたよ」

「そうした意味で、彼らのために仕事をするのは素晴らしいことなんだ」

■アロンソがWECで成功するのを見るのは「うれしい」

マクラーレンのザック・ブラウンとエリック・ブーリエ

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています