5月26日現地時間午後3時、モナコGPの予選が行なわれた。天気は引き続き快晴で、気温は26度、路面温度は49度まで上がった。
トロロッソを先頭にQ1から全車がハイパーソフトタイヤでコースインしてアタックに向かう。トラフィックが大敵となるモナコだけに各車とも多めの燃料を積んで連続周回でアタックを続けていく。フリー走行3回目でクラッシュを喫したマックス・フェルスタッペンのマシンはギヤボックス交換で5グリッド降格が確定した上、まだ修復作業中で予選には間に合わなかった。
各車が1回目のアタックランで2〜3回のアタックを終えたところでトップはフリー走行で好調だったレッドブルのダニエル・リカルドで1分21秒013。2番手はセバスチャン・べッテル、3番手ルイス・ハミルトン、4番手キミ・ライコネン、5番手にはフェルナンド・アロンソ、6番手にセルゲイ・シロトキン、7番手ストフェル・バンドーンというラインナップとなった。
残り6分を切ったところでトップ4以外はピットインして2回目のアタックランに入り、さらにタイムを更新していく。17番手に沈んでいたバルテリ・ボッタスはここで3番手タイムを出しQ1を通過。しかし残り1分を切ったところでシャルル・ルクレールがターン1で大きくロックさせてコースオフしイエローフラッグが出される。
さらにブレンドン・ハートレーはトンネルでセルジオ・ペレスに幅寄せされてタイム更新ができず16番手でQ1敗退。それ以外にフェルスタッペン、ケビン・マグヌッセン、ランス・ストロール、マーカス・エリクソンがQ1敗退となった。