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F1 ニュース

投稿日: 2018.05.28 00:26
更新日: 2018.05.28 02:02

F1モナコGP決勝:リカルドが2年越しの優勝で歓喜の“シューイ”、ガスリーは7位入賞

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F1 | F1モナコGP決勝:リカルドが2年越しの優勝で歓喜の“シューイ”、ガスリーは7位入賞

 5月27日現地時間午後3時10分、モナコGPのスタートを迎えた。朝は晴れ渡っていたモナコの空だが、昼過ぎから雲が増えて曇天の下、降水確率が20%の中でのスタートとなった。気温は25度、路面温度は33度というコンディション。 

 Q3進出ドライバーは全てハイパーソフト、11番手以下はウルトラソフトが中心でセルゲイ・シロトキンとブレンドン・ハートレーだけがハイパーソフトを履いてスタートに臨んだ。

 フリー走行3回目のクラッシュで予選出場がならなかったマックス・フェルスタッペンは3基目のMGU-Kと新品のギヤボックスを投入し最後尾グリッドからの出場を許された。ロマン・グロージャンは前戦のクラッシュで3グリッド降格ペナルティを受け18番グリッドからのスタートとなった。

2018年F1第6戦モナコGP決勝レーススタート

 スタートでポールポジションのダニエル・リカルドはスムーズな発進加速を見せ、ターン1をトップで通過。後続も順位を守ったままアクシデントのないスタートとなった。

 順位は首位リカルド、2番手セバスチャン・ベッテル、3番手ルイス・ハミルトン、4番手キミ・ライコネン、5番手バルテリ・ボッタスと続き、ハミルトンは「ペースが遅い」と上位勢がタイヤを労っていることを示唆するが、6周目にはグレイニングが出始める。

 6番手のエステバン・オコンは7番手フェルナンド・アロンソ、8番手カルロス・サインツJr.をやや引き離していき、それ以下は9番手セルジオ・ペレス、10番手ピエール・ガスリー、11番手ニコ・ヒュルケンベルグと1~2秒ずつの差で続く。最後尾からスタートしたフェルスタッペンは次々と前走車を追い抜き中団までポジションを上げていく。

 ハミルトンが12周目にピットインするとベッテルは16周目、首位リカルドとライコネン、ボッタスが17周目にピットインして各車の位置関係は変わらず。どのマシンもウルトラソフトに履き替えた。しかし、リカルドはウルトラソフトでペースが上がらず2番手ベッテルが背後に迫る。

 中団勢は13周目のハートレーを皮切りに14周目にルクレールが動くがハートレーがアンダーカットに成功。16周目にはサインツがピットインし前に留まるがハートレーはその背後まで浮上することに成功した。


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