ジェンソン・バトンは自身の人生に、まだF1が必要なのかどうか、この夏休みに判断するという。現在マクラーレン・ホンダに所属するバトンは、チームの判断を待って残留するのか、他チームへ移籍するのか、またはF1から引退して他のカテゴリーに挑戦するのかを決断すべく、重要な数週間を迎えている。
マクラーレンは来年度フェルナンド・アロンソのパートナーを、バトンかリザーブドライバーであるストフェル・バンドーンのどちらにするかという決定を9月まで行わないことを、すでに明言している。
一方、ウイリアムズはバトンを迎え入れることは「非常に魅力的な選択肢だ」と語っているが、バトン自身どの道を進めばいいのか路頭に迷っている状態であり、この夏休みが自分の考えをまとめるために重要な役割を果たすと考えている。バトンの心境は以下のとおりだ。
「F1というものが生活の一部になっているが、休暇は必要だ。休まないとダメだね。チームのメカニックたちには頭が下がるよ。彼らは、ここ数週間、本当に忙しかった。自分の場合は仕事から離れて、割り切って過ごせる時間が必要だ。人生の大半をF1ドライバーとしてやってきた。だから、まだ自分はF1を必要としているのか、していないのかを考える時間が必要なんだ」
今年で36歳になったバトンは、いまだに自身の将来について明確なコメントを残していない。
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