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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.01 16:31
更新日: 2018.06.01 16:35

メルセデスF1、次戦カナダGPでも使用予定のハイパーソフトタイヤに関する問題解決に取り組む

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F1 | メルセデスF1、次戦カナダGPでも使用予定のハイパーソフトタイヤに関する問題解決に取り組む

 メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、次戦カナダGPを前に、チームがモナコGPで直面したピレリのハイパーソフトタイヤの問題点を理解すべく、懸命に作業を行なっていると述べた。

 ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、モナコGPで初めてレースに導入されたピンクのハイパーソフトタイヤを第1スティントで使用したが、ふたりともデグラデーションに苦しめられた。

 メルセデスのマシンW09では、タイヤのグレーニングがライバルのレッドブルやフェラーリのマシンよりも多く発生していたと見られている。ハイパーソフトがカナダGPでもタイヤ選択に含まれることから、チームはグレーニングが生じた理由を詳しく調べているという。

「今週我々が力を注いでいるのは、この部分だ」とショブリンはモナコGPを振り返るメルセデスの公式ビデオで述べた。

「コースの至る所で同じ状況に陥っているドライバーたちを目にしたが、我々にとって決定的だったのは、レッドブルとフェラーリが我々より強力に見えたことだ」

「今では、何がうまくいかなかったのかをかなり明確に把握している。このことについて、さらに理解を深めるために、ファクトリーに戻ってもう少し作業をすることになる。なぜならモントリオールに向けて問題を解決する必要があるからだ」とショブリンは付け加えた。

「同じタイヤを使うので、同様の問題が起こる可能性がある。同じ問題に見舞われないように確認しなければならない。モントリオールでペースを失ったらデグラデーションに悩まされることになり、他のドライバーたちにいとも簡単に抜かれてしまうだろう」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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