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F1 ニュース

投稿日: 2016.08.14 20:01
更新日: 2016.08.14 20:05

ルノー、人材確保に苦戦中「本気度を信じてもらえない!」

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F1 | ルノー、人材確保に苦戦中「本気度を信じてもらえない!」

 ルノーがF1チームの人材確保に苦労していることを認めた。主な理由は、彼らの野心とコミットメントがどこまで本気なのか、信じてもらうのが難しいことにあるという。昨年12月にロータスを買収した直後から、ルノーは人的リソースの拡充を推し進めようとしている。エンストンのチームの人員数が、ロータス時代の末期にかなり減少していたからだ。

 だが、ルノーのマネージングディレクター、シリル・アビテブールによると、いまだにチームの人員数は足りておらず、ルノーが誘いをかけた人々が、このチームに加わることをためらうケースが少なくないという。

「人事の面では、計画に対して遅れが生じている」と、アビテブールは言う。「つまり、質的にも量的にも、私たちが望んでいたように迅速にスタッフを集めるのは、予想したよりもずっと難しかったということだ」

「もちろん、他チームの契約下にある人は、ルノーに来たいと思っても、現在の契約を解消するのにある程度の時間がかかる。しかし、それ以前の問題として、まず私たちは移籍に応じてくれるように彼らを説得しなければならず、正直なところ、その段階でかなり苦労している。なぜ理解してもらえないのか、私にはよくわからないのだが、私たちが高い目標を掲げ、ルノーもこのプロジェクトに本腰を入れてコミットしていることが、なかなか信じてもらえないようだ」

「私たちがこのプロジェクトにかける本気度を、ぜひとも理解してもらいたいと思う。要するに信じてもらうには、言葉だけではなく、行動でも示す必要があるということだろう」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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