F1シーズンのなかで最も華やかなモナコGP。ロズベルグ親子がチャンピオンマシンを駆ってデモランを行ったり、今シーズンから廃止になったはずのグリッドガールが早くもプチ復活を果たしたり、レースではレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドがパワーユニットのトラブルを抱えながらも後続を抑えきり完勝を果たすなど、見どころが盛りだくさん。そんなF1モナコGPをドライバーや関係者のSNSを見ながら振り返っていこう。
A royal toast, followed by an Adrian Shoey! ?????? #givesyouwings pic.twitter.com/iHM93RYR0m
— Red Bull Racing (@redbullracing) 2018年5月29日
トラブルに見舞われたマシンをなんとか勝利に導いたレッドブルのリカルド。今回の舞台はモナコ公国ロイヤルファミリーが見守る表彰台。アルベール大公に「いただきます」の会釈をしながら、恒例の儀式シューイを行うと、一緒に登壇したエイドリアン・ニューエイが鼻をつまみながら、まさかの“エイドリアン・シューイ”を披露してみせた。
大渋滞で有名なGP期間中のモンテカルロの移動はバイクが便利。フィンランドカラーに「VB77」の文字が刻まれたクールなMVアグスタで職場に出勤するバルテリ・ボッタス。
長いF1の歴史の中で親子チャンピオンはグラハムとデイモンのヒル家とケケ&ニコのロズベルグ家のふた組のみ。ヒル家は父グラハムが1975年の飛行機墜落事故で他界しているため、現在はロズベルグ家が、存命するたったひと組のF1チャンピオン親子だ。ケケ、ニコとも互いにチャンピオンを獲得した年の愛車を駆り、モンテカルロの市街地を快走。貴重な親子チャンピオン競演となった。
HELMET CAM ??
Feel the bumps. Hear the revs. See things from a new perspective.
Jump aboard @PierreGASLY's @ToroRosso for a very special #MonacoGP lap ?? pic.twitter.com/Ic2xsIYOQv
— Formula 1 (@F1) 2018年6月1日
モナコGPでは7位入賞を果たしたピエール・ガスリーのヘルメットカメラからの映像。「それほど気にならない」と言うドライバーが多いけれど、これを見るとハロがどのくらい視界の妨げになっているのかがよく分かる。この視界でガードレールに囲まれたモナコの市街地を走るのは、かなりの圧迫感。