2018年F1第7戦カナダGP、週末の様子を熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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カナダに入る前に、ホンダから正式にPUアップデートがアナウンスされました。
年間3基というレギュレーションですから、ここかフランスになるんですが、パワーサーキットと言われているカナダで投入というのがセオリーみたいです。
金曜の囲み取材では、何馬力アップしたかという明言は無かったホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治さん。
内燃機関だけで、30とか40馬力アップは不可能ではないかと思います。
なんとなく、僕の勝手な推測ですと17馬力くらいかと思います。もっと少ないかもしれません。
予選の結果は、ピエール・ガスリー選手がFP3でPUトラブルが出て、古いPUで走ることになり16番手。
ブレンドン・ハートレー選手が12番手。
ガスリー選手が新PUでそのまま走っていたとしても、多分いつもの感じだったように思います。
ルノーもフェラーリもアップデートしているわけですから、ドンと前にいくいというのはやっぱり有り得ないわけです。
フォース・インディアのPU周辺。
複雑怪奇な形状とたくさんの配管。綺麗にまとまっているメルセデスですら、こんなにごちゃごちゃ。
お金もかかるし、壊れそうだけど、昔のシンプルなNAのエンジンに比べても最近は壊れないんですよね。
すごいことです!
エステバン・オコン選手が8番手!セルジオ・ペレス選手が10番手です。
開幕戦のどうしちゃったのフォース・インディア!って感じは今は全くなしです。
素晴らしい、リカバリーです。
マックス・フェルスタッペン選手が3番手。
記者会見で、取り組み方を改めた方がいいんじゃないかと質問されたとか……
大きなお世話だ!
コースで見ていると、コーナーのスピードとかラインなどはキレキレの走りをしててやっぱり一味違うんですよね。
素晴らしいマシンコントロールだといつも思います。