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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.12 17:33
更新日: 2018.06.12 17:34

F1カナダGPで起きたチェッカーフラッグのミスを受け、FIAがレース手順の再検証を表明

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F1 | F1カナダGPで起きたチェッカーフラッグのミスを受け、FIAがレース手順の再検証を表明

 F1とFIAは、カナダGP決勝でチェッカーフラッグを担当したモデルのウィニー・ハーロウが誤って1周早くフラッグを振ってしまった事案を受けて、レース手順の再検証を行なうと表明した。

 今回のミスがトップ10のリザルトに影響を及ぼすことはなく、ハーロウ自身がその責任を問われることもなかった。だが競技規則上の条項に基づき、首位のマシンが早過ぎたチェッカーフラッグより1周前のラップを走り終えた時点の、各ドライバーのポジションが最終順位となった。

 FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、今回のミスはオフィシャルスターターと、スターターズタワー内の競技員との間に生じた伝達ミスによるものだとして、以下のように語った。

「スタートプラットフォームと、スターターと呼ばれるスタッフとの間に生じた伝達ミスが原因だ」

「スターターは最終ラップに入ったと思ってタワー上部にいた競技員たちに確認を求め、彼らはそれを確認した。スターターは実際には質問をしていたにもかかわらず、競技員たちはそれを指示だと勘違いしたのだ」

「その結果、1周早い時点でフラッグを振るように指示が出されたという単純な話であって、フラッグを振ったのがセレブリティだったこととは何の関係もない。彼女は責めを負うべきではないのだ」

 優勝したセバスチャン・ベッテルは、レースの最終周を走行中、サーキットに点在する大型スクリーンのひとつでチェッカーフラッグが誤って振られている映像が流れているのを実際に目にし、すぐにそれがミスであると無線でチームスタッフに伝えた。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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