ホンダとレッドブル・レーシングの契約が発表された直後のF1フランスGPで、トロロッソ・ホンダは期待外れの結果に終わった。F1速報WEBの連載「トロロッソ・ホンダF1辛口コラム」の筆者Nick Richards氏が、フランスGPでのチームの戦いを辛辣にレビューする。
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F1フランスGPに意気揚々と乗り込んだホンダだが、ポール・リカールでの週末は散々な結果に終わった。
レースウイークエンド直前に、ホンダにとって非常に喜ばしいニュースが発表された。レッドブル・レーシングに対し2019年から2年にわたりパワーユニット供給を行うことで合意がなされたのだ。
当然のことながらポール・リカールではこの話題で持ち切りであり、ホンダのパフォーマンスにいつも以上に大きな注目が集まった。しかしこの週末、トロロッソ・ホンダは期待されたような結果を出せずに終わった。
ピエール・ガスリーは金曜は旧スペックのパワーユニットを使用、FP1で8番手と好発進。一方のブレンドン・ハートレーはターン6でスピンし、デプロイの問題を訴え、15番手に終わった。午後のFP2ではガスリーは10番手、ハートレーは再び15番手にとどまった。さらにハートレーのパワーユニットには問題が発生、FP3を前にパワーユニットの6エレメントすべてが新しいものに交換された。