フェリペ・ナッセは、新たなオーナーを得たザウバーでの残留は「魅力的な選択」だとしながらも、来シーズンのF1シートに関してはオープンな姿勢を保つという。
先月、ザウバーはロングボウ・ファイナンスS.A.に買収され、経済的な安定と2016年マシンのアップデートを進められる状況を獲得した。新たな支援者を得たチームは前進できるようにはなったものの、ナッセは来シーズンに移籍の可能性を残しており、ウイリアムズが獲得に名乗りを挙げている。来季の動向について、ナッセは以下のように話している。
「どんな選択をするかについては、まだオープンだ。僕はずっとザウバーとともに過ごしてきたし、来シーズンのプランもわかっているから、優先すべきチームのひとつだ。2017年のマシンの計画も知っていて、多くの要素が期待の持てるものになっている。ザウバーは、競争力のあるマシンを作り上げることができるチームだということを、これまで見てきた」
「適材適所でやっていければ、かなり良い仕事をするはずだ。新たな出資者を得て以来、チームは安定感を増している。2017年は、彼らが重点を置くシーズンになるだろう。ザウバーはいまでも魅力的な選択肢だと考えているけれど、他の選択肢についてもオープンにしている」
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