7月7日現地時間午後2時、イギリスGP予選が行なわれた。好天に恵まれ気温は25度、路面温度51度まで上がった厚いコンディションでの走行となった。
フリー走行3回目で左フロントサスペンションが壊れクラッシュしたブレンドン・ハートレーはモノコック交換のため予選出場を見送り、トロロッソはピエール・ガスリー車のフロントサスペンションを新品に交換して安全を確かめてからコースへ送り出した。
予選Q1が始まり各車がソフトタイヤでコースインする中、キミ・ライコネンはミディアムタイヤで走行を開始した。しかし3分後にランス・ストロールがターン6でリヤが流れてスピンオフ。グラベルにはまってしまいここで赤旗中断、セッションは14分25秒を残して午後2時9分に再開となった。
ライコネンはここでもミディアムで走行を続け、メルセデスAMG勢もミディアムタイヤでコースインをする。2時13分にセルゲイ・シロトキンがストウでリヤが流れてスピンオフし、この黄旗の影響でセバスチャン・フェッテルは1周目のアタックでタイムを出せず。しかしアタック2周目で1分26秒585を記録してQ1通過を決める。
ミディアムのルイス・ハミルトンは0.233秒差の2番手、バルテリ・ボッタスは0.440秒差の3番手に付けた。ザウバーのシャルル・ルクレールは6番手という驚異的なタイムを記録した。
ガスリーは3回目のアタックで15番手タイム1分28秒399を記録してQ2へ進出。路面コンディションが向上し各車がタイムを縮める中で、充分にタイムを伸ばすことができなかったカルロス・サインツJr.が16番手、ストフェル・バンドーンが17番手、シロトキンが18番手、ノータイムのストロールは19番手でQ1敗退となった。