メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、バルテリ・ボッタスとの契約延長について語り、激しいタイトル争いを勝ち抜く上で、彼の存在が非常に役立つとの考えを示した。
今週木曜にルイス・ハミルトンとの契約延長を発表したメルセデスは、翌金曜、ボッタスの残留が決まったことを明らかにした。ボッタスとは、2019年の契約と2020年のオプションという内容で合意に達したという。
これによって、少なくともあと1年はハミルトンとボッタスのラインアップが維持されることが確定した。
「ホッケンハイムでのホームレースを前に、バルテリとの契約を少なくとも1年延長し、2019年に今のドライバーラインアップをキープすることを確定できてうれしく思う」とウォルフ。
「今季のバルテリのパフォーマンスは素晴らしい。我々がミスを犯さず、彼が不運に見舞われなければ、彼は今、ドライバーズ選手権をリードしていたかもしれないのだ」
「彼には速さがあり、強い意欲を持ち合わせていることには疑う余地がない。そればかりでなく、人間的にも素晴らしい。ルイスを含め、チームとの関係はオープンであり、誠実で、政治的な動きが全くない。そういったことが、2019年にバルテリを選ぶ際の決め手になった」
「両選手権において強力なライバルと戦っているとき、こういったことが重要だ。こういう要素がチームにおいて大きく役立つ。バルテリを来年も走らせることになり、私自身、非常に喜んでいる。彼とともに今後も数多くの成功を収めたい」