2018年F1ドイツGPの土曜予選Q1で、メルセデスのルイス・ハミルトンはハイドロリック系のトラブルに見舞われてストップした。当初、ハミルトンが縁石に乗り上げたことが原因で故障が起きたのではないかという説も出たが、チームも本人もそれを否定している。
ハミルトンはなんとかマシンをピットレーンに押し戻そうとしたもののかなわず、Q2に出場することはできずに予選14番手という結果に終わった。
ハミルトンが縁石の上を激しくバウンドしながら走るシーンがリプレイされ、これがトラブルにつながったとの見方もなされたが、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、その時点ですでにトラブルは起きていたとして、その説を否定した。
「データから分かったのは、ルイスが通常どおりターン1の縁石を使った際にハイドロリック系の故障が起き、油圧がなくなったことでパワステが機能しなくなったということだ。それでテレビで映像が流れたように、ルイスのマシンはコースからはみだし、激しくバウンドしながら走ることとなった」
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