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F1 ニュース

投稿日: 2018.07.23 07:40
更新日: 2018.07.23 07:41

ガスリー「フルウエットを装着された時には驚いた。大ギャンブルが裏目に出たが、悔いはない」:トロロッソ・ホンダ F1ドイツGP日曜

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F1 | ガスリー「フルウエットを装着された時には驚いた。大ギャンブルが裏目に出たが、悔いはない」:トロロッソ・ホンダ F1ドイツGP日曜

 2018年F1ドイツGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは14位だった。
                                                  
 決勝前、ガスリーのパワーユニットが交換されたことが明らかになった。5基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、4基目のMGU-K、3基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクスが導入され、1シーズンに定められた基数制限を超えた交換のため、予選17番手のガスリーはペナルティを受けて最後尾からのスタートとなった。ホンダは、今回の交換の理由について「トラブルではなく、予選順位を考慮した上で、今後の戦いに向けて、PUのスペアを確保する目的で戦略的に交換を行ったもの」としている。

 ソフトタイヤでスタートし、序盤ガスリーは20番手を走行。雨の予報があったため、チームはステイアウトさせる戦略を採った。40周すぎに雨が降り出した際に、チームは雨が激しくなると読んでガスリーを43周目にピットインさせ、ウエットタイヤを装着。しかし雨は収まり始めたため、46周目にウルトラソフトに交換、ガスリーは19番手にポジションを落とした。最終的にガスリーは14位フィニッシュという結果になった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=14位
 戦略的理由でPU交換をし、ペナルティで最後尾スタートとなったので、今日のレースが難しいものになることは分かっていた。失うものは何もなかったので、大胆な戦略を採ることができた。

 天気の変化を読むのが難しく、雨が強まることに賭けてウエットタイヤに交換したが、路面はそこまでは濡れておらず、雨が激しくなることもなかった。乾いた路面を走ったことでウエットタイヤがオーバーヒートし始めたため、予定外のピットストップをしてウルトラソフトに交換しなければならなかった。それによって順位を落とすことになったが、今日はリスクを冒して戦う必要があった。今回はうまくいかなかったけれど、気持ちを切り替えて、来週のブダペストに集中していく。


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