レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.07.27 07:10
更新日: 2018.07.26 17:42

ベッテルのクラッシュをイタリアメディアが「壊滅的ミス」と酷評

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ベッテルのクラッシュをイタリアメディアが「壊滅的ミス」と酷評

 フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは前戦ドイツGPで散々なリタイアを喫した翌日、予想された通りイタリアのプレスから酷評された。

 ベッテルは52回目のF1優勝を飾るかに見えたが、レース終盤にホッケンハイムに降った局地的な雨に足をすくわれた。スタジアムセクションのザックスカーブへのアプローチでブレーキをロックさせコースアウト、バリアに衝突し、リタイアを喫した。

 フェラーリ母国のイタリアのメディアは、ベッテルのクラッシュを一斉に酷評している。

「彼のミスは壊滅的であり、フェラーリが世界選手権で敗北する原因になるだろう」とLa Gazzetta dello Sportは報じた。

「ベッテルは11レース中に少なくとも4度のミスを犯している」

「世界チャンピオンの才能が問われているわけではないが、彼の行き過ぎた熱意はフェラーリのシーズンを損なっている」

 一方で同じイタリアメディアのCorriere della Seraは、メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンのことを大いに称賛し、彼のレースにおけるアタックを「積極性と集中力の最高傑作」と表現した。

「ふたりのスタードライバーの振る舞いが違いを生み出している」と同紙は報じる。

 それでもベッテルは報道を冷静に受け止めるとし、多くの意見が噴出していることは十分に分かっていると述べた。

「同情はいらない。あれは僕のミスだからね」とベッテルは語る。

「すべてがうまくいけば称賛を受けるし、ミスを犯せば非難される。だから人々の言っていることはほとんど気にしていない。僕は自分自身で心穏やかにしていなければならない」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース