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F1 ニュース

投稿日: 2016.08.24 16:57
更新日: 2016.08.24 17:04

マクラーレンは変わりつつある──ブーリエが語るチーム内の雰囲気

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F1 | マクラーレンは変わりつつある──ブーリエが語るチーム内の雰囲気

 マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエが、チームは無駄や政治的対立を削ぎ落とし、団結した組織に変わったという。ブーリエは2年半の月日を経て、マクラーレンのチーム転換を試み、名門復活をかけ、仕事のやり方をより合理化させたと語る。

 ここまでの道のりは決して早いとは言えないが、ブーリエはマクラーレンに正しい業務の慣例を敷いた。たとえ自分自身は”幸せになるわけではない”としても、チームがF1の表彰台へ戻るために、ブーリエはチームに最善のステップを歩ませなければならない。

「勝つためにレースをしているが、我々はまだ勝てるパッケージを持っていない。これは明らかなことだ。そのパッケージを持ち得ない限り、決して満足することはないだろう」とブーリエ。

ロータスからマクラーレンに籍を移したブーリエ。スピークスパーソンとしてチームとメディアをつなぐ。
ロータスからマクラーレンに籍を移したブーリエ。スピークスパーソンとしてチームとメディアをつなぐ。

「とはいえ、大幅な進化を見せているチームには満足している。ピーター・プロドロモウ(チーフエンジニア)からティム・ゴス(テクニカルディレクター)、マット・モリス(エンジニアリング・ディレクター)など技術面でチームを支えるスタッフは本当によくやっている。わかっているとは思うが、我々は平穏を保てている。特に声を荒げることもない。事が上手く進んでいるときは、基本的に問題になるような話はない」

「我々は新しい息吹を投入するために、お互い支え合って、協力し合う仕事の進め方を取り入れている。それでも、マクラーレンに流れるDNAを変えることなしに新しいモデルに生まれ変わることはない。それは私の願いであるとともに、チームにとっても良いことである。やり方には満足をしている」

「我々は過去と比較することで、新しいマクラーレンのあり方を改めている。ベストな状態を保ち、弱点を改善していくことが大事だ。これまでは非常に政治的なモデルをとっていたマクラーレンだが、今は違う。嘘ではない」と話すブーリエ。

 ブーリエはフェラーリに起きたスキャンダル(2007年のスパイゲート事件)を引き合いに出し、マクラーレンからその要素を取り除いたという。

■ブーリエが語る2017年への展望


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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