レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.08.02 11:06
更新日: 2018.08.02 11:07

自身の体重の重さに苦労するエリクソン「実は2年前から、レース中はいっさい水分を取ってない」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 自身の体重の重さに苦労するエリクソン「実は2年前から、レース中はいっさい水分を取ってない」

 F1ハンガリーGP決勝レースは気温30℃、路面温度は57℃に達する酷暑のコンディションで行われた。その状況でフェラーリはキミ・ライコネン車のドリンクシステムの配線を付け忘れてしまい、ライコネンは水分補給しないまま70周のレースを戦うはめに陥った。 

 ところがザウバーのマーカス・エリクソンは、「そんなこと、僕はしょっ中だ」と言うではないか。何とエリクソンはもう2年以上前から、マシンを少しでも軽くするために、レース中にドリンクを飲むことをあきらめているという。

「2年以上前からすべてのレースで、僕のクルマにはドリンクシステムは積まれてない。合計すると1.5kgぐらいになるからね。その分軽くできるならと、レース中の水分補給をあきらめることにしたんだ」

 身長180cmのエリクソンは、本人いわく「全20名のF1ドライバーの中で体重は最も重い」ということだ。そのためドリンクシステムを外すことで、ようやく他のドライバーたちとほぼ変わらない車重まで減らすことができるという。

 2018年シーズンのF1マシンの最低重量は、ドライバー混みで734kgと規定されている。しかし体格のいいドライバーが不利を蒙らないよう、2019年から最低重量にドライバーは含まれないことになる。ただしドライバー+バケットシートの重量は最低80kgとし、それに満たない場合はバラストを積むことが義務づけられる。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース