レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2016.08.25 17:32
更新日: 2016.08.25 17:36

マクラーレン「“新時代のF1”で最も恐れるべきライバルはレッドブル」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | マクラーレン「“新時代のF1”で最も恐れるべきライバルはレッドブル」

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、F1テクニカルレギュレーションが大きく変更される2017年、最も注目すべきライバルとしてレッドブル・レーシングを挙げた。

 来季F1カーにはワイドなウイングとタイヤが導入され、サーキットによってラップあたり今より3秒から6秒速くなることが見込まれている。

 ブーリエは、来年の規則変更を、マクラーレンがトップグループに追いつくためのチャンスととらえているが、大きな飛躍を遂げるであろうライバルとして、レッドブルを最も恐れていると語った。

「他のどのチームよりもレッドブルを恐れている。彼らにはマシンを開発する能力があると分かっているからだ」とブーリエは語った。

 マクラーレンは現行の規則の下で進歩してきているが、規則がリセットされてもその勢いがそがれることはないと、ブーリエは述べた。

「一からスタートを切ることができるというのはいいことだ」
「我々にはいい仕事ができる力がある。それは分かっている。変化に向けて努力してきた。いいマシンを作る能力が自分たちにあると信じている。それによって(トップとの)ギャップをさらに縮めることができるかもしれない」

「新しい時代を迎える。今はサイクルの終盤であり、ありとあらゆる面においてパフォーマンスを微調整しようとしている」

「来年は空力面が変わり、ウイングやフロアが大きくなる。何かを見つけようとするたびに、それが大きなゲインになる」

2016年中国GP ダニール・クビアトとフェルナンド・アロンソ
2016年中国GP ダニール・クビアトとフェルナンド・アロンソ

 フェルナンド・アロンソは、来年のマシンが今のF1に自分が感じている不満を解決するものでなければ、F1から引退するかもしれないと示唆している。

 ブーリエは、ダウンフォースの向上により高いコーナリングスピードを生む来年のマシンに、アロンソは満足するはずだと語った。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース