レッドブル・レーシングを離れ、2019年にルノーに移籍することを決めたダニエル・リカルドが、非常に難しい決断だったと認め、自らの心境について語った。
3日、レッドブルはリカルドが2018年末で離脱することを発表。続いてルノーがリカルドと2年契約を結んだこと、チームメイトはニコ・ヒュルケンベルグであることを明らかにした。
レッドブル傘下のドライバーとしてF1キャリアを築いてきたリカルドは、2018年末で契約が切れるにあたり、残留か他チームへの移籍かを検討、フェラーリやメルセデスとの交渉も行っていたものとみられている。しかし最近では、このビッグ2への移籍の可能性はなくなったと述べ、残留を示唆していただけに、一連のニュースは驚きを持って受け止められた。
リカルドは今回の決断について次のように説明している。
「僕のキャリアのなかで最も難しい決断のひとつだった。だが新しいチャレンジに立ち向かうべき時が来たと考えたんだ」とリカルド。
「ルノーはトップグループで戦うという目標を掲げているが、それを達成するにはまだたくさんの課題がある。それは分かっているが、わずか2年において成し遂げた進歩は素晴らしいものだと思うし、ルノーはF1にワークス参戦した時代には最終的には勝っている。彼らがこの旅路において前に進むため、コース上でも舞台裏でも貢献したいと考えている」
■リカルド加入を喜ぶルノー「F1王座に到達するために逃してはならないチャンスだった」
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