トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダのパワーユニットの今の状況を見る限り、2019年にレッドブル・ホンダは優勝争いに加わることが可能であるとの見解を示した。
ホンダは2018年にトロロッソとの提携をスタート、2019年からは姉妹チームのレッドブル・レーシングへもパワーユニットを供給することが決まっている。
レッドブルはメルセデス、フェラーリと並ぶ強豪チームで、2010年から2013年にダブルタイトル4連覇を達成。2014年以降も、2015年を除き、毎年優勝を獲得している。
ルノーからホンダにパワーユニットを変更したレッドブルが、2019年にどういうパフォーマンスを見せるのか、注目されるところだ。トストはレッドブルとホンダは提携初年度から優勝することを目指していくものと考えている。
「ホンダとのコラボレーションは非常にうまくいっている」とトストはスペインのMarca紙に対して語った。
「ホンダは極めて優秀で真面目な企業だ。昨年に比べると大きく改善した」
トストは、2019年にレッドブル・ホンダが勝つ可能性は十分あると示唆した。
「我々のチーム(トロロッソ)の体制で勝つのは難しい。だがレッドブルはトロロッソの3倍のスタッフを抱えており、すべての面でレベルが違う。ホンダは大きな成功を収めてきた企業であるし、優勝したいという強い気持ちを持っている」
「(アップデートが導入された)カナダで0.3秒速くなった。アメリカでも向上するだろう。そして2019年にはさらに良くなるはずだ。(ホンダの)パワーユニットは高い競争力を発揮すると確信している」
「来年のレッドブルの目標はシンプルだ。もちろん優勝することだ」