カルロス・サインツJr.は、ここ最近は多くのポイントを獲り逃しており、自身への評価のもととなるルノーF1での今季の成績を“おかしなもの”と考えている。
バーレーンGPを除き、サインツJr.は今シーズン最初の8戦でトップ10入りを果たし生産的な前半戦を過ごしてきた。しかしながらフランスGP、イギリスGPではメカニカルトラブルに見舞われ、ドイツGPでもセーフティカー中の追い抜きにより10秒のペナルティを受けたことで、ポイント獲得は叶わなかった。
サインツJr.は自身の将来と、今後のF1でのチャンスについての判断をしていかなければならないが、ルノーと遂げてきた進歩が日曜日のレースに正しく反映されていないと感じている。
「おかしな状態になっているんだ。今季序盤はマシンに乗っていて100パーセント快適ではなく、(良い状態に戻そうと)懸命に仕事に当たっていた。にもかかわらず、多くのポイントを獲得できていたんだ」とサインツJr.はサマーブレイク前に語っている。
「バルセロナが良いターニングポイントになったと思う。マシンに安定感と確信を得られるようになった」
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